ZAZENBOYS@名古屋クラブクアトロ

前日に発券したときに嫌な予感はしてたんだけど、まさかまさか。
あんなに人がいないとは。
ひなっちが脱退して客層が変わったのかな?思い出してみると、テナーTシャツ着てる人いなかったなぁ。
やっぱりそういうことなのかな。
500人以下と思われるクアトロでザゼンを見るのは初めてだ。

とにかくスゴかった。
練習、半端ないんだろうな。ピタッと決まる。音も、空気も。
鳴らない時に、本当に音が鳴らない。
普通鳴るのに。間延びするのに。全くしない。
聴く人が聴いたらずれてるのかもしんないけど、私の素人耳ではジャストなオンタイムでバチっとハマる。ちょっと恐ろしいくらいに。
一郎のベースは癖がない。多分向井のやりやすいように調教してんだろうな。
途中、リズムマシーン鳴らしながらドラム叩かせて(そう、叩かせてって感じなんだ)、ギターとベース弾かさせて、向井はそれを眺めながらタバコを吸っていた。
あぁ、バンドを完全に自分のものにしてるんだ。と思った。
向井はひとつ何かを完成させたのかもしれないね。

砂漠からKIMOCHIそしてコールドビートへの流れは最高。
特にキモチからの松下敦のドラムは鬼のようだった。
叩き方とかスタイルは私の好みのドラマーさんではないけれど、あの叩きっぷりはヤバイ。
あのドラムを思い通りに操る向井が怖い。

2年ぶりに見たんだけれど、知らない間に一番盛り上がる曲がリフマンになっていた。半透明じゃないんだね。

若干の浦島太郎感覚を味わったけど、ダルマも聴けたし、フライデーナイトのカシオの変なダンスも見れたから満足。
一郎のベースがスタインバーガーじゃなかったのは残念。あれで聴きたかったな。
人少ないから踊りやすかった。


やっぱり変態な向井は素晴らしいね。