ハッチハッチェルバンド@得三

マジでハチマさんは天才だろ?もう一切のブレもなく最高の楽団をファンタスティポにやりきる大人たち。それがハッチハッチェルバンド

デキシーでドラムを叩いていたハチマさんは、歌にダンスにバイオリンにエアハイタッチと、「これがエンターテイメントですよ?てめえら」とそこらのバンドのボーカルあたりにそっと耳打ちしたくなるくらいのサービス。そう、サービス。
ライブのMCで大笑いしたバンドは数あれど(サケロックとか回転)、音楽聴いてあんなに大笑いできるのはハッチハッチェルバンドのみですよ。見せ方・聴かせ方・いじり方の三方良し。音楽の世界にボキャブラ天国の解釈があったなら「インパク知ー!!」と客に叫ばせる程の良バンド。確実にタモさんからボキャ天座布団進呈されるね。

一応この日のメインは海外からお越しのボブログ3世。
フルフェイスのヘルメットに受話器つけて、バスドラ踏み鳴らしながらギターをかき鳴らす外人。
彼は、ブルースって何だね?と常々思っていたわたしに一つの回答を与えてくれたよ。ブルースギターの繰り返し、私は飽きる。そして単調なリズム。
元ジャズギタリストがわたしに言った一言「ジャズからソウルに入ったらブルースにはいけないよ」が心に響く。多分それはリズムに関する解釈じゃないかと思う。いや、音楽をまともに聴けてないわたしが言える見解じゃないからもうこれ以上は言うまい。
正直先にやったハチマさんのバンドが豪華だったから、全てを一人でこなすボブログは凄い反面、わたしには少し物足りなかった。
ボブログの最大の見所は「ヒーザノッテクーダサーーイ!!」と叫び、女の子をひざの上に座らせて(大いにセクハラ気味)ギターをかき鳴らす。
しかし名古屋の客はおとなしいのが基本なので、仕方ないといった感じで得三の店員さんがひざに乗っていた。

まー、私ブルースは好きじゃないかもって思いました。