ユルゲン・ヴォルフ@参合館

ユルゲン氏はオルガニストで、現在はバッハが活躍した教会でオルガンを弾いており、バッハ音楽の伝統的な流れを汲んだ音楽家として、主にヨーロッパを中心に活躍しているそうです。

前書き終了。
パイプオルガンなんて滅多に聴けないから期待して参合館へ。
中学の時に一回だけクラシックコンサートを見たなー。回りが爆睡する中、私は真面目に聴いてたよ。級長だったしね。真面目さ。
実はこのコンサート、チケット代が100円なんですよ。お手軽にクラシックを楽しめるっていいですね。敷居が高そうなクラシックですけれど、こういう格安だと気軽に行けますね。

そう、この参合館のコンサートホールはとても響きが良かったです。
見事に子供の泣き声がこだましました。ううーん。

私はパイプオルガンを多分初めて聴いたんですが、最初に思ったのが「機械の音だな」ということ。構造を考えればまぁ機械なんだけれど、電子音チックに聴こえたのでちょっとびっくりしました。でも軟らかさがあるんですよね。
そして聴いているうちにとある感覚を思い出しました。これってRPGなんですよ。自分がRPGの主人公になった感覚に陥るんです。もう気分はファイナルファンタジー。どうやら私は不思議な森のダンジョンに迷い込んだようだ…。そんな錯覚にハマってしまいました。
RPGっていう喩えはちょっと安っぽいかもしれないけど…自分の世界を一瞬のうちに作ってしまう、この力はすげぇ。

時間として45分でしたが十分満足でした。
調べたらクラシックのコンサートでも2000円〜4000円くらいのお手軽なのもあるんですね。
また行きたいと思いました。