ミドリカワ書房「増刊ミドリカワ」 得三

ミドリカワ書房のライブは2回目。

前回はエルフィッツオールにてバンドスタイルでのライブでしたが、今回は弾き語り。
名古屋での2日連続ライブの2日目だったので、喉大丈夫か?と。
なんせ前回のライブはツアーだったんですが、毎週土曜日に各地に移動、つまり週に1回のペースのライブだったので「ミドリカワって実は喉が弱いのか?」という疑念がありました。なのであまり内容には期待しないようにして会場へ。

10分近く遅れて浜田省吾のJ-BOYが流れてミドリカワ登場。
正直、お客さんが固くて、それを緑川さんも感じてしまったのか妙に緊張していた。
弾き語りは最初の一声で決まると思っているので、ドキドキしながら第一声を待つ。

うん。前回の方が良かったかもしれない。

やっぱり声がちょっと硬かった。一人でやるってプレッシャーなんだなーと。

あとね、やっぱり名古屋のお客さんのライブの楽しみ方が冷たすぎるよ。
弾き語りって一人なんだからもっと温かく迎えるべきだと思うんだけどなー。
構えすぎている。リズム取る人とかいなかったしね。座ってても心地いい時は、心が揺れるから体も揺れると思うんだけど、いかがでしょう?

ライブの内容としては、ミドリカワの詞が浸透といった感じで2時間ずっと半笑い。
ミドリカワの最たる魅力はその歌詞の「小説感」だと思うんですが、バンドを従えているとそれがやっぱり薄れてしまうんですが、今回のような弾き語りだと伝わりやすくてとてもよかったです。座席があったっていうのもとてもよかった要因の一つかな。じっくり聴けました。

ミドリカワ書房を存分に楽しむならバンドセットライブより弾き語りの「増刊ミドリカワ」の方がオススメです。